腰椎すべり症
腰椎すべり症
筋肉が本来の「働き」を取り戻すことが出来れば「痛み」は改善します。
背骨は、椎骨(ついこつ)と呼ばれる骨がいくつも連なって構成されています。
椎骨には椎孔(ついこう)という穴があいていますが、椎骨がいくつも縦に連なることにより、椎孔も連なり、一本のトンネルのような脊髄神経の通った脊柱管と呼ばれる空間が形成されています。
腰椎すべり症とは、腰の部分で腰椎が正常な位置からずれた状態をいいますが、腰椎がずれる(すべる)ことにより脊柱管が狭くなります。
それにより、脊柱管の中にある神経組織が圧迫され、長い距離を歩いたり、長時間立っていたりすると、腰から足にかけて痛みやシビレを生じるようになります。
大別して、腰椎変性すべり症と腰椎分離すべり症の2種類に分けられ、このうち頻度が高いのは変性すべり症です。変性すべり症は加齢に伴い生じ、中年以降の女性に多い傾向があります。
原因として
体重の増加、ホルモンバランスの崩れ、運動量の低下、作業やスポーツによるもの、加齢による姿勢の変化などが上げられます。
その多くは体幹を支えている筋群が支持能力を低下させ、椎骨と椎骨の間にある体幹の動き全てに関わっている椎間関節に大きな負荷をかけたことにより、椎間関節がオーバーワークとなり動きが悪くなったことによって徐々に発症して行きます。
痛みの好転方法としてとして
本来、腰回りの筋肉が正常であれば、椎間関節の動きは悪くならないはずです。
椎間関節の動きを改善するだけでは、いずれまた下肢のシビレ痛に悩まされます。
それ故に腰の筋肉をしっかりさせる必要があります。対処する方法として、思いつくのは腹筋、背筋のトレーニングですが、すべり症で症状の強い方が筋トレを行った際、有害になる場合が多くお勧めできません。
当院では「春日TT-AH施術手法」で腰から下肢にかけての筋肉を手技で優しく伸ばして行き、筋肉の伸び縮みの力を回復。これにより腰回りの筋肉の血流量が増加し、運動時にエネルギー燃焼で産生される老廃物の処理能力が好転されます。
筋肉の代謝力(老廃物の処理能力)が向上することにより、筋肉の持久力が正常化し、椎間関節がオーバーワークになる状況から解放され、下肢のシビレ痛に悩まされることが少なくなります。
治療院情報
ペインオフィスカスガ山村院
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