関節痛について

関節痛(膝・足首・股関節)について

下肢の関節は、股関節(足の付け根の関節)や膝、足首の関節と
共同で動いています。

歩く時も、イスに座わる、立つ時やヒザを曲げる時も3つの関節が
同時に動いてはじめてスムーズに動作が出来ます。

また、この関節を動かしているのは「筋肉」です。筋肉が正常に
動いている場合は「痛み」は発生しないのです。

よくある話で骨が悪いから「痛む」と思っている方も多いでしょうが
骨自体には「神経」は無い為、痛みを感じることはありません。

つまり「関節痛」は筋肉が何らかの原因で旨く動けない場合に
起ります。
                       

捻挫について

関節痛の中でも「捻挫」はスポーツや日常生活で一番多い外傷です。
「捻挫した」と言えば、足首や膝、手首、ひじ、などをまず思い浮かべると思います。

        ]ケガ
 

「捻挫」を経験したことがある人非常に多いと思います。

何らかの原因で強制的に又は習慣的に関節が捻られ、関節をつないでいる靭帯や筋肉が
傷んだ状態を「捻挫」と言います。

この傷めた靭帯のけがの程度で、軽い方からグレード1・2・3と分類され、
治療としては、痛めた場所を高くし、腫れを最小限にする為アイシング、その後 テーピング及び
包帯固定、程度によってはギブス固定などをして2~6週間安静加療後、リハビリ(運動療法)を
するのが一般的に行われています。

確かにこの方法は、靭帯損傷に対してもっとも適した方法と思います。

しかし、怪我をした直後から上記の治療をしたにもかかわらず、不幸にも長期にわたって痛みや
運動障害を残してしまう方も現実にいます。

                                

後遺症はなぜ起こる? 

例えば、捻挫の中でもっとも多く起こる足首の捻挫で「外側に腫れがあって、ゆっくり
歩くことは出来るが動くと痛みが強く足を引きずる」という場合、

個人差がありますが安静を主体にしていれば1~2週間ぐらいで、腫れも引いてきて、
痛みが残るけれども何とか歩行も出来るようになって行きます。

その後、そのまま順調に治って行けば良いのですが、1ヶ月以上もたっているのに
「歩くと痛い」「走れない」「しゃがむことが出来ない」「運動をすると痛みや腫れが出る」等、
後遺症が残る方が多々あります。

では、そのまま「良くなる人」、「痛み等が残る人」とどこが違うのでしょうか?

結論から言うと実は「関節の軸が狂っている・いない」の違いが殆どの原因なのです。

関節軸の修正

車で例えると4つあるタイヤが1つでも違う方向に向いて
いると「ハンドルが右又は左にとられる」「スピードを上げると
ハンドルがガタガタ震える」「タイヤの片側が磨り減るのが
早い」等、車はうまく走ることは出来ません。

         車軸

このことを車では「アライメントが狂った」と言いますが
この「アライメント」を調整すると走りが劇的に変わります。

人間の関節も同じでこの「関節の軸」を正確に調整すれば、
「捻挫の痛み・違和感」は劇的に変わります。

ただ少し車と違うところは、
下肢の関節は、股関節(足の付け根の関節)や膝、足首の
3つの関節が共同して動いていることです。

最低でもこの3つの関節を同時に調整してバランスを
整えなければ「関節」はスムーズに動いてくれません。

スポーツや仕事などで「怪我(けが)」や「負担のかけ過ぎ」に
よって痛めた関節も同じようなことが言えます。

「捻挫」や「捻挫の後遺症」ならほとんどの方が数回の施術で「大幅な回復・改善」が可能です。

もしあなたが「関節の軸ズレ」があった場合、筋肉はスムーズに動くことが出来ず、本来の「能力」を十分発揮出来ていないかも知れません。

特にケガでスポーツ障害があり困っている方、

練習を一生懸命頑張っているのに「伸び悩んでいる方」、

なんとなく動きに違和感がある」・「左右の動きが違う」等

ぜひ「関節軸の修正」をお奨めします。

変形性膝関節症も!?

変形性膝関節症は「歳だから仕方ない」とあきらめていませんか?

50歳以上で多発する変形性膝関節症の始まりは

膝の関節が何かの原因で「軸ズレ」や「変形」が始まると股関節や足首の関節と
少しづつ動きが合わなくなってきます。

これが「痛み」の始まりです。

しかし、最初のうちはこのことに自分では気付かないで、多少の「痛み」「違和感」が
あっても問題なく動けてしまいます。

そう出来るのは、筋肉が多少の負担なら跳ね返して関節を支えてくれるからです。

ところがこの状態が長く続くと、さすがの筋肉もかなり疲れてきます。そうなると
徐々に筋肉が関節を支えきれなくなり直接、関節に負担が、かかってきます。

これが「軟骨が磨り減る」と言うことになり関節が変形し、動くたびに「痛み」が
発生して、症状が急速に悪化、歩行困難になって行きます。

関節にかかる負担及び衝撃は、「軟骨がクッションの役目」と思っている方が多いでしょうが、
本当は軟骨が衝撃を吸収するのではなく、その関節を動かす筋肉が
殆ど吸収するようになっています。

この「筋肉」が本来の「働き」を取り戻すことが出来れば「痛み」は消失します。

人間の「からだ」は 誰でも「傷ついた細胞」を元の形に戻す「設計図」を持っています。

人間はどの様なケガや病気をしても「自然治癒力」が働いて治っていく力を持っています。

変形性膝関節症も決して「歳をとっているから仕方ない・・・」ではないのです。

現実に90歳を超える方でも「関節の変形」を起こしていない人、「関節の変形」はあるが

痛みが無く元気な方も大勢います。

変形性膝関節症は「関節の軸ズレ」+「筋肉の弱体劣化」によって起こった疾患なのです。