神経筋整合法とは?

当院で行う「神経筋整合法」をご紹介します。

一言でいうと「筋肉の復活」です。

 人の筋肉は「ケガ」や「老化」で使う事のできる筋肉量が減って行きます。

これをもう一度、自分の意思で使えることが出来るようにする治療法が「神経筋整合法」です。

世界のスポーツ界で広く使用されている「PNF(固有受容性神経筋促通手技法-ハーマン・カバ

ト先生)」を母体に「春日スポーツ医学研究所 所長 春日啓先生」によって子供から大人まで無

理なく安全に使用できるように改良された独自体系を持つ、最先端の治療法です。

 大阪大学・心臓病研究センターにて医学的実験を繰り返し、平成5年7月10日に日本内科学会・近

畿地方会の運動代謝部会で、筋肉の劇的な代謝効果を立証されました。

(1)マッスルトリートメント

(2)神経筋連絡手技法

(3)神経筋ネオ伸展手技法 

(4)神経筋伸展手技法

     の4体系からなります。

効能

神経系に対する促進効果、筋肉の整復、筋代謝力の即効的な向上等による筋機能の回復。

あるいは、知覚運動神経での反射弓整合や自律神経個々の賦活及び、バランスの改善。

さらには運動のエッセンスの短期集中による免疫力の向上や不必要な部分の抑制等ホルモン系にも

大きな改善効果を有します。

これらの効果により、整形外科的痛みの解消はもとより、アレルギー性の各症や、糖尿病、高血

圧、高脂血漿、虚血性心疾患などの生活習慣病などにも効果を発揮します。

        画像の説明

【痛みの原理】

私たちのすべての動きは、神経より命令を受けた筋肉が行っています。脳から発した命令が

神経を通して神経筋へと伝えられます。

この信号を受けて神経伝達物質(アセチルコリン)が神経と筋肉の接合部で分泌されます。

これで筋肉への刺激伝達が行われ筋肉が動きます。

また外部からの情報や刺激は脊髄神経から脳に伝わり運動反射を作り、その信号が神経に伝わり

筋肉に戻ってきます。

この脳からの命令がその神経が支配している筋肉に、一連の伝達がうまく行われていれば問題は

ないのですが、神経伝達物質の分泌が何らかの理由で抑制されると筋肉は充分な力を発揮する

ことが出来なくなります。(正常な動きが出来なくなる。)

この状態になった時の症状が「痛み」です。

この分泌量が少なくなっている神経伝達物質を神経伝達経路や運動反射を利用して外部からの

軽度の刺激を与えて神経伝達物質を放出せざるを得ない状況を作り出し、筋肉の動きを円滑に

させ、「痛み」を除去する療法が「神経筋整合法」です。

神経筋接合部

  ①経軸索 ②神経筋接合部 ③筋繊維 ④筋原繊維

      神経接合部*

神経伝達の様子

 
  (1)ミトコンドリア、(2)神経伝達物質が詰まったシナプス小胞、(3)自己受容体
  (4)シナプス間隙を拡散する神経伝達物質 (5)後シナプス細胞の受容体
  (6)前シナプス細胞のカルシウムイオンチャネル(7)シナプス小胞の開口放出
  (8)神経伝達物質の能動的再吸収
 
      神経伝達の様子*   
  

神経筋接合部の拡大図

 
  ① 神経終末と神経終末球 ②筋形質膜 ③アセチルコリンを含んだシナプス小胞
  ④カルシウムイオンチャネル⑤ミトコンドリア

      神経接合部拡大図*